i730 vs P50

ここ2日くらいi730とP50を両方使ってみての感想を書きます。

ハードキーボード

  • P50 > i730
    どちらもクリック感があり、悪くないですが、P50の方が若干打ちやすいです。配列などもi730は結構変なところがありますが、P50の方が普通だと思います。
    あと、i730ではシャキーンとしないとキーボードが使えない(これが売りでもありますが)ので、キーボードを多用する人は面倒に感じるかもしれません。

カーソル、アプリケーションキー

  • i730 >>> P50
    アプリケーションキーはi730の方が数が多いし、カーソルは圧倒的にi730の方が使いやすいです。本体が厚いので、サイドボリュームなどもi730の方が使いやすいです。

本体の持ちやすさ

  • P50 > i730
    i730も厚さがあって持ちやすいですが、やはりほぼストレートで、背面もフラットなP50の方がささっと使うには適していると思います。キーボードでの入力時も、頭でっかちになってしまうi730に比べて、P50の方がバランスが良いと思います。
    ストラップホールがある点では、i730の方が良いです。

液晶

  • i730 > P50
    i730の方が明るく綺麗だと思います。また、横にしても目がチカチカしないのもいいです。

パフォーマンス

  • i730 >>>>> P50
    これは圧倒的にi730の勝ちです。何をやるにもi730の方が速いです。特に、ゲームや動画などで顕著に差が出ます。
    またP50で気になっていた、動画が数秒に一回定期的に重くなる現象もi730では出ません

メモリ

  • i730 >>> P50
    本体RAMは64Mで一緒ですが、P50の内蔵ストレージが13Mなのに対して、i730は86Mありますので、何も考えずにアプリを内蔵ストレージにインストールすることができます。また、i730では内蔵ストレージにインストールしたアプリを起動するのに、本体RAMのアプリを起動するのと変わらない速度で起動しますので、読み込み速度も速いのだと思います。

バッテリ

  • i730 > P50
    前評判ではバッテリのもちが悪いと聞いていたi730ですが、少なくとも電話機能を使わない状態であれば、P50と変わりません。おまけでデカバも付いてくるし、クレードルで予備バッテリの充電もできるので、微妙にi730の勝ちとしました。

PCとのシンク

  • P50 = i730
    クレードルのあるi730の勝ちのようにも思いますが、標準のUSB miniBケーブルでシンクできるP50も便利です。i730のクレードルは折りたたみで、予備バッテリの充電もできる優れものです。

結論

あくまで私の感想ですが、どういう人にお勧めかと言うと、

  • P50
    PIMなど、比較的軽いアプリの動作がメインで、いつも持ち歩いてキーボードを多用して、ささっとメモを取ったりしたい使いたい人向き。
  • i730
    動画やゲームなどもバリバリ使う、一台で何でもやりたい人。キーボードはあくまで補助と考えている人向き。


という感じでしょうか。動画をよく見る人には、圧倒的にi730をお勧めします。再生のパフォーマンスだけでなく、P50では数秒に一回定期的に動画が重くなるのが結構気になりますので。