最近チョット不思議に思うこと

以前に比べて、PCもPDAもフリーやシェアなどの自作ソフトを作る人が減りましたね。特にPDAでは顕著に減りました。まあ、PDAの場合はユーザ数が減ったのもあるでしょうが。PCの場合、もう出尽くしたってのもあるのかもしれませんが、PDAだったら、まだまだ足りないソフトだらけだと思うんですけどね。
ハードも改造ネタがぐんと減りましたね。今のハードは複雑で、改造しにくいのかもしれませんが、昔のリブレットの裏切りなんて感動したものですけどね。


私が始めてPCを手に入れた頃(20年以上前^^;)は、今のような恵まれた環境ではなかったので、とりあえず本を見ながら自分でプログラムを入力してゲームなどをやってました。そのうち、改造しながらプログラムを覚えて、それから自分でもゲームを作るようになりました。
もともと私はどちらかと言うとソフトよりハードの方が好きで、家電などを分解したり修理したりするのも好きでした。半田ごても小学生の頃から使ってました。
で、当然のように大学も理系(電気系)に進んだんですが、そこで初めに驚いたのが、クラスの7割くらいの人が半田ごてを使ったことも無く、プログラムも組めないってコト。理系のそれも電気系に来るような人は、当然みんな自分と同じだと思ってましたから、驚いたのを覚えています。


今でもPC、PDA、その他電気系のものが好きなのもその延長だし、仕事もその延長だったりします。
PCでもPDAでも使っていれば、当然不満もあるわけで、そういうときには自分でプログラムを書いて対処したりしてます。どうせなら、使いやすい環境で使いたいですから。


自分と同じように、PDAが好きでいっぱい持っていて、さらに仕事もエンジニアでプログラムを書ける(と思う)人も結構いるのに、なぜ何も作ろうとしないんですかね?最近は開発環境はフリーで手に入るケースも多いし、インターネットで検索すれば情報も簡単に大量に手に入る。昔に比べたら、ずっと恵まれてると思うのですが。不満があってもあきらめちゃうんでしょうか?その割には、次々本体だけ買ったりするし、単なる収集マニア?
あと、周辺機器なども、ちょっと部品を買ってきて自作すれば簡単に作れるのに、何故かやろうとしない人が多いですね。これも気持ちがわかんないです。特殊な工具が必要なら別ですが、簡単なものなら人に頼むより、自分でやったほうがずっと速いうえに楽しいのに、と思ってしまいます。


初代リブレットが発売された頃や、初めてCEの端末が発売された頃など、ソフト面もハード面も、技術的にも意欲的にも、今よりもっと優れた人たちがいっぱいいたような気がします。ほんとにこういうものが好きなんだな、って感じの人がいっぱいいましたよね。無いものは自分で作る、気に入らないところは自分で改造するって人がいっぱいいました。
またあの頃のようなユーザが増えることを期待したいです。