NTT DoCoMo D800iDS

タッチパネル搭載の2画面ケータイ「D800iDS」
D800iDSは、「Direct & Smooth」をキャッチコピーにした2画面構成の三菱電機FOMA端末。2月中に発売される予定。
閉じた状態の外観は一般的な折りたたみ型端末だが、通常テンキーが搭載されている位置にタッチパネル型のディスプレイを装備する。タッチパネル部分のインターフェイスを含め、従来の三菱製端末と同じSymbian OSとなっている。タッチパネルは圧力検知式で、パッケージにはストラップに付けられるスタイラスが付属する。ただし、通常は指での操作が基本となっており、スタイラスはテキストの手書き入力機能やフリーハンドのペイント機能などで用いることになる

最近は日本の携帯にはとんと興味がなく、しばらく気にしてなかたんですが、こんな端末が出るんですね。
私はこれはアリだと思います。名前はちょっとアレですけどw
もちろん、私のようなPDAをずっと使っている人種には無用だとは思いますが、このような機種を必要としている人達は間違いなくいるでしょう。


たとえば、何かの設定などをしていて、画面に

よろしいですか? 「はい」「いいえ」

などと出ている時、通常の携帯ではカーソルキーで「はい」「いいえ」を選択し、アクションキーで実行することになります。
しかし、下画面がタッチパネルになっているなら、「はい」「いいえ」をタッチパネルに表示すれば、直接指で選択することができます。
また、文字入力の時も、通常の携帯では日本語、英語、記号などの表記をボタンの脇に小さく印刷してあるだけで、今の入力モードで何が入力されるのかわかりにくいですが、タッチパネルなら実際に入力される文字を表示することでわかりやすくすることができます。
それ以外にも、直接操作できる機能を画面に表示することができるので、作り方によっては機械にうとい人でも使いやすくすることができるでしょう。
私は使いませんが、手書き入力もボタンが苦手な人にはいいのかな?
ソフトの作りこみにもよりますが、今後発展していけば非常に面白い機種になるのではないかと思います。
もちろん、PocketPC系のデバイスはみなタッチパネルですから、同じような作りにすることもできるでしょう。しかしながら、現在のPocketPCは、とてもPC等に精通していない人が使えるとは思えないデザインですからね。これのように、通常の携帯から発展していく形のほうが、一般の人には使いやすいものになるのではないかと思います。


元某MSの古川さんが、「ユーザー補助(ユニバーサルデザイン)は、体の不自由な人のための機能ではない。みんな年をとれば、眼は悪くなるし、指先も思うように動かなくなる。だから、ユーザー補助は大事なんだ」というようなことをよく言っていましたが、それを思い出しました。