Touch Diamond/Proの左右カーソル

最近は X05HT を入手してメイン機として使っています。
タッチでの操作にもだいぶ慣れ、セッティングもしてだいぶ使いやすくはなったのですが、やはりあのカーソルだけはなんともなじめません。
上下はいいのですが、左右カーソル操作時に誤動作が多くていらつきます。


当初、形状を見て普通に考えると、左側に左カーソル・受話・ホームで3つ、真中にアクションと上下カーソルで3つ、右側に右カーソル・BACK・終話で3つのプッシュスイッチがあると思ってました。
しかしいろいろ触っていて気がついたのですが、これ左側・右側共におそらくプッシュスイッチ自体は各1つしか無いです。
スイッチ一つでどうやってどのボタンが押されているのか判断しているのかというと、おそらく表面のタッチセンサーです。


たとえば BACK を押したときの動作は、
「右側のプッシュスイッチが押された → タッチセンサーを読むと指が BACK の上にある → BACK の動作」
のような動きになっているのだと思います。


試しにやってみたのですが、左手で右カーソルを押すときに、右手の指を BACK の上に置いておく(もちろん触れているだけで押さない)と、BACK の動作になります。
また、右カーソルの上に指を置いておき(触れているだけ)、ペンなどで BACK を押しても、右カーソルの動作になりました。


カーソルを使うときは意識してアクションに近いところを押して誤動作をさせないようにしていたのですが、押す位置の問題ではなく、指が寝ていたりして BACK 付近に触れていると、どこを押しても BACK の動作になってしまっていたのです。
さらに誤動作のもととして、タッチセンサーの優先順位がカーソルよりも他のキーのほうが高いようです。これは、上記操作をやる時に指で触れる順番を変えても、必ず BACK の動作になることでわかります。
つまり、どんなにアクションのそばを押そうと、BACK に少しでも指がかかっていると、必ず BACK の動作になってしまうということです。
※ もちろん、ここでは BACK を例にあげていますが、その他のキー(受話、終話、HOME)についても同様です。


おそらく、右手親指でカーソル操作をする人(私も右手)は右カーソル、左手の人は左カーソル操作時に誤動作が多いのではないでしょうか?これは、親指がその他のキーに触れやすいからです。
これに気がついてからは、ボタンを押す時の指の姿勢に気をつけるようになり、だいぶ誤動作が減りました。
あとは、指が隣のキー位置に触れないように、縦の棒のような膨らんだシールでカーソルとその他のキーを区切ってやるといいかもしれません。